학술논문

엔도 슈사쿠의 『바다와 독약』의 세계

저자
임종석
소속
충남대학교 일어일문학과 교수, 일본근대문학
학술지정보
발행정보
한국일본어문학회 2008년
피인용횟수
1
자료제공처
국회도서관 국립중앙도서관 NRF 한국학술정보 DBpia
주제분야
인문학 > 일어일문학
키워드
엔도슈사쿠, 바다, 독약, 신, 원동주작, The sea, poison, God, 바다thesea, 독약poison, 신god
초록

『海と毒藥』の世界における神は、人間の運命を思うがままに?えたり調節したりする絶?的な力をいう。そして日本人には神がないために罪の意識が欠如して悲?な現?をもたらしたのである。 作品の世界に神の目を意識しながら暮している人物がただ一人いる。西洋人女性ヒルダである。「『海と毒藥』創作ノ?ト」には彼女が「アリアの象徵とされているが、そうではない。彼女は西洋のキリスト?的風土で生まれ、育った人間としての習性を持っているだけである。 作品の世界にはミツという名前の女性が二人登場するが、彼女らは神をもたない日本人である。しかし神をもつ西洋人のヒルダよりもっと善良である。キリスト?の神は愛であり、人間はその神の形?のまま作られたからである。 ヒルダは善き道を選んで、その道を步もうとする。にもかかわらず「マリアの象徵」としては不十分であったのである。神の目を意識しながら行動するだけで、神の懷に自分の全存在を投げ出そうとしなかったからである。故に、かえって神のない二人のミツよりマリアから遠く離れた人間として?っているしかなかったのである。 海に毒藥を??ほど注いでも海にそれを?化してしまう。同じく作品世界における海が象徵する神はいくら惡い人間であるとしても自分を探し求める者を拒むことなくすべて受け入れる?性がある。ここに『海と毒藥』の世界における救いがあるのではないかと思う。

『海と毒藥』の世界における神は、人間の運命を思うがままに變えたり調節したりする絶對的な力をいう。そして日本人には神がないために罪の意識が欠如して悲慘な現實をもたらしたのである。作品の世界に神の目を意識しながら暮している人物がただ一人いる。西洋人女性ヒルダである。「『海と毒藥』創作ノ―ト」には彼女が「マリアの象徵」とされているが、そうではない。彼女は西洋のキリスト敎的風土で生まれ、育った人間としての習性を持っているだけである。作品の世界にはミツという名前の女性が二人登場するが、彼女らは神をもたない日本人である。しかし神をもつ西洋人のヒルダよりもっと善良である。キリスト敎の神は愛であり、人間はその神の形狀のまま作られたからである。ヒルダは善き道を選んで、その道を步もうとする。にもかかわらず「マリアの象徵」としては不十分であったのである。神の目を意識しながら行動するだけで、神の懷に自分の全存在を投げ出そうとしなかったからである。故に、かえって神のない二人のミツよりマリアから遠く離れた人間として殘っているしかなかったのである。海に毒藥を數甁ほど注いでも海はそれを淨化してしまう。同じく作品世界における海が象徵する神はいくら惡い人間であるとしても自分を探し求める者を拒むことなくすべて受け入れる屬性がある。ここに『海と毒藥』の世界における救いがあるのではないかと思う。

목차
  • 목차
  • 엔도 슈사쿠의 『바다와 독약』의 세계 / 임종석 1
  • 〈요지〉 1
  • 시작하는 글 1
  • 1. 1957년에서 12년을 역류하여 1945년까지 3
  • 2. 스구로라고 하는 일본인 6
  • 3. 신이 없어 죄의식이 결여된 일본인 12
  • 4. 「바다」와 「독약」이 의미하는 것 18
  • 5. 신과 일본인의 상관관계-〈마치는 글〉을 대신하여- 25
  • ◀참고문헌▶ 29
참고문헌 5
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